ヒアリング時間|767時間
学習トータル時間|1157時間
今日の朝のことです。
毎日のルーティンで朝のポッドキャストを聴き始めて数分後。。。
あれ??
チェコ語がゆっくりに聞こえる。
こんなにチェコ語ってゆっくりだっけか。
と思い、別の番組に変えてみました。
結果は変わらず。
昨日までそんなことなかったのに。うーん。謎。
ゆっくりなのでめっちゃはっきりと聞こえる部分があるわけです。
これは本当に嬉しいターニングポイント。
もう一つ。
聞こえてきた単語ではなくフレーズが頭に浮かぶこと。
今までは、単語単体で、あ、この単語はわかる。といった具合だったのですが、今日は、フレーズ全体で追いかけている感覚でした。
これまでは何の話をしているのかが、漠然としていたのですが、今はフレーズで、理解ができる箇所がポツポツ増えているように感じます。
ということは、単語単体の音ではなく、覚えたフレーズ型が使われた時にそのフレーズの音を理解しているということになるでしょうか。
まじか、脳すごすぎる。
それと、これは前から感じていたことですが、聞いている音楽の聞こえてくる音も増えている。
ここでの仮説は二つ。
1)先月から始めたチェコ語の音楽を歌詞を見ながら追いかける練習の効果
2)ヒヤリング時間が700時間後半になって、耳がチェコ語を受け入れている
少し前に書いた、たくさん覚えていくより、引き出せる単語の数を増やす方がいいかもと思ったことが合ってる気がしてきました。
そのほかにゆっくりと聞こえるようになってわかったことが二つあります。
1)こんなにも頻繁に「být動詞」が使われていたのかという驚き。
2)日本語訳への反応はもう無くなったと思い込んでいたのですが、いまだに「プロトジェ=なぜなら」と頭で和訳しながら追いかけていたこと。プロトジェが聞こえたからといって、すぐに「なぜなら」と反応せずに、その後に続くフレーズを聞いて、最後に「だから」をつけた方が理解しやすい場合もあります。
本当にチェコ語をチェコ語のまま理解しようと脳が働き方を変えたのかも。
最後に。
これも前に書いたのですが、日本語は、「てにをは」が後に来るのですが、この「てにをは」を理解すると日本語の理解は増えます。チェコ語は前に来るので、それをまとめて理解するとフレーズの理解が高まります。
<日本から> は < z japonska>
<日本> は <japonsko>
<映画館へ> は <do kina>
<映画> は <kino> と <film>
お伝えしたいのは、私たちは、「日本」や「映画館」の単語を単体で使うことはほぼないということです。
もっと具体的にいうと、「道」「混む」を頭に叩き込んでも、実際に使われるフレーズとしては、「道が混んでいる(現在)」とか、「道が混んでいた(過去)」など。
道は「silnice」
混雑は「Přeplněný」
ですが
Cesta je přeplněná(現在)
Cesta byla přeplněná(過去)
という具合です。
チェコ語辞書を見ると、「cestě」が道になっていたりします。
でも、「silnice」も道なので、混乱するわけです。
特に、チェコ語は格変化が待っています。
なので私は、変化した後の”よく使う単語の方”を覚えた方がいいと思い始めています。
この場合の”覚える”は”脳に定着させる”。つまり、知っている単語から、”引き出せる単語”にしていく意味です。