チェコ語学習日数|364日|11ヶ月と29日|
トータル学習時間|1083時間
最近、「言語ってなんだろう」と改めて考えることが多くなりました。
なぜかというと、そもそもチェコ語を学ぼうと思ったきっかけが「チェコでビールを飲みたいけど、どうせチェコ行くならチェコ語で注文したい」だったので、もう現時点で目的は達成されるような気がしたからです。
チェコの旅行でビールを頼むくらいなら今でもできますし、どこかに行きたいとか自分の希望を伝えるのも少しならできます。
ポッドキャストでチェコのニュースを聞いていて、わからない単語だらけでもまあそれはそれで大丈夫かなと思えるようになります。
違う表現をするなら、<そもそも=動機の原点>なので、肩に力を入れながらずっと聞かなきゃと自分に強いる必要はないということです。最近、チェコ語を学習している感覚が前にもましてどんどんと消えています。不思議な感覚です。
チェコのニュースを伝えるポッドキャストはチェコの人が聞いて今日の出来事を確認するための手段です。私たち日本人は本来しなくてもいいことです。
それなのに私は毎日チェコ語でチェコのニュースを聞いています。なぜだろう。伝えている<何か>は不明なことが多いものの、<何かを伝えている>ことはわかります。
少し前の私はこの感覚がよくわからずに、単語の語彙を増やさなきゃとか、ずっとヒアリングして耳を鍛えなきゃとか、文法を勉強しなきゃと思っていました。なので、色々な勉強をしてきたのですが、
今は、何かが違います。
何かが違うのは、こういうことです。
今私が聞いているポッドキャストには、チェコ語のニュースを伝えるポッドキャスト<CT24>があります。それとは別に、Forbesのチェコ版のポッドキャストも聞いています。
これを聞いていると、細かい内容はわからないのですが、「これから先のビジネスは・・・」みたいなことを言っているような気がしてくるのです。
これもそう。
細かいことはわかりませんが、「アメリカの大統領選が終わりまして、バイデンさんが演説を行いました」は、なんとなくわかります。
とても不思議な感覚です。
前に書いたこの記事の意味が本当に腑に落ちたような。