チェコ語学び|338日|11ヶ月と4日||チェコ語ヒアリング時間|671時間
新しい言語を学ぶと、性格が変わるという話を聞いたことがあります。
性格が変わるとは過激な言い方ですが、国の言語に国民性が出るのは当然です。また、言葉の持つ構造が性格に違いをもたらすこともあると想像できます。
日本語の構造は、「含む」とか「察する」構造があります。また、行間という言葉が存在するように、言わないところや明確に書いていないところに何かが潜んでいたりします。国民性にも出ていますね。
逆に、他の国の言語は「自分の行動に対する明確さ」の構造があるように感じます。
そこで表題について考えます。
[空港に行きたい]場合
[空港にはどのように行けばいいですか?]
日本語では、
ーあの、すみません。空港はどのように行けばいいですか?
となります。
チェコ語の場合
ーPromiňte. jak se dostanu do letiště
となります。
双方を分解すると、
日本語は
<空港 は どのように 行けば いいですか?>
行きたい場所が一番最初に来ています。
チェコ語は
<jak se>
なので、どうすればいいのか? が最初です。
日本語は自分がしたいことが最初ではない。
空港に行きたいですという時も似ていて
日本語は
<(私は) 空港 に 行きたい です>
なのに対してチェコ語は
chci jet na letiště
<行きたい です 空港に>
この違いが頭に定着するまで
長いフレーズを聞いても聞いても、全くチェコ語を理解できなかったのです。
チェコ語の映画をずーっと見ていることで国の文化や言葉の構造が違うものを勉強していることが腑に落ちました。
そこから。インタビューでも、双方の違いを理解できるようになりました。
日本語:日本の経済 あなたは どのように考える?
チェコ語:どのように考える? 経済 の 日本
Jak se はどのようにすればいいのかわからない時に使います。
しかし、挨拶の定型もあり<Jak se máš?><元気?>という意味です。
何かをしたいと思ったら、<chci>
方法を知りたい場合は<Jak se>
今日の表題では<dostat se:取得>の意味を持つ単語を使って
<Jak se dostanu><どうすればいけますか?>
あとは最後に行きたい場所<do 〇〇>か<na 〇〇>でおっけい。