チェコ語学び|322日|10ヶ月と17日||チェコ語ヒアリング時間|639時間
Co se stalo
libi se mi
co je to
to je ono
co?
これらの単語をよく耳にします。
説明できるいくつかをお話しします。
チェコ語の映画を見ていると、単語の意味とは違うところで使われることが多く、日本語と同じように、この単語はここだけに使用するという位置付けの言葉を覚えるよりも、会話などで頻度の高い単語で、色々な意味を持つ単語を覚えたほうがいいと感じます。
例えば、<není>は、<je>(です)の否定だから、「ではない」となります。でも、映画では
<to není dobře>
これ ではない 良い
日本語の友達との会話で想像する意訳だと「やばくない?」だと思います。
合点行くのは、チェコの知り合いが、「行くないです」とメッセージをするのが日本語の構造と違うということです。
通常、日本的感覚なら「行くこと+ない=行かない」なのですが、この変換は学習初期の段階で日本語学習者が理解することは難しいはずです。でも、こちら側としては、「行くが無い」ということなのかと理解できるので間違いではないです。ただし、指摘すると、「行く」が「行”か”」に変わる意味は何故かと聞かれるので、それは私には答えることが難しく返答に困りました。
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次に、映画の中で、絵の具を渡したヒロインが、登場人物の男の子に聞いた<libi?>について。画面から伝わるニュアンスだと、「どう?」とか「気に入った?」です。でも直訳すると、「好き?」です。
まだまだ基本的なチェコ語の構造がわからず、単語と意味で追いかけている自分がいます。で、最近痛感するの<se>の使い方です。使い方がよくわからないと、スロバキアの知り合いに聞くと、「あーそれは超難しいよ」って回答が返ってきました。
<libi se mi to>
<mi>が私なので、「私、これ好き」です。相手に「これ好き?」と聞くなら、<libi se ty?>です。実際に、映画の中で、言ってました。それに対して、主人公の男の子は「jo」と答えました。
「jo」は仲の良い相手に対する「ano=yes」だそうです。日本語で言うと「はい」と「うん」の違いかも。
あと、「co?」はよく聞きます。日本語のニュアンスだと「は?」とか「え?」とか「なんで?」とかだと思います。
映画って本当に勉強になります。好きな映画だと特に頭に入ってきやすい。
語彙を増やすための単語の勉強も続けていますが、よく忘れますw
<jako>は好きを意味するのですが、文章で目にした時、なんだっけとかよくあります。
それよりも、日常会話でぽんぽんと飛び交う単語の方は思い出すというよりも逆に頭の中に定着しているような気がします。
<ahoj>は挨拶の枠を超えて、コミュニケーションツールなのかとか。
例えば、主人公の男の子が自宅に返った時も<ahoj doma>です。直訳だと、家に挨拶してるって感じるわけですが、現段階の私の力量では、<dům:家>が変化したんだな。くらいなので、強制的に<ahoj>はただいまでも使えるかもしれない。と覚えるようになります。
かなり楽しく勉強できます。ということでこれからも、日常会話のフレーズで使われるチェコ語を映画で頭に叩き込みたいなと。
そして久しぶりに開いたチェコ語の小説が、今までよりも読み進められるようになっていました。
このタイミングでどんな勉強をすればいいのかな。
最近よく思案しています。