ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

チェコ語|Co je láska?

チェコ語学習日数 210日(6ヶ月と28日)
Dobrý večer.

愛とは何か。
言語学習の攻略よりもよほど難解な問いです。

タイトルで、チェコ語で言ってみましたが、

日本語の「愛とは、何か?」

という哲学的なニュアンスをまだチェコ語に感じることが叶いません。

チェコ語だと、愛ってなんですか?
みたいなカジュアルな問いに感じられるんですよね。

最近、生と死ってことをやたら考えます。

愛と恋愛を同列に考えていた20代に比べて、人間としてどうなのか?
が浮き彫りになった30代。

肉体の死は、生命の死とは別のような気がしたり。
この世界の生命の連鎖は人間の思考では到底追いかけることができないことなのだろうなとか。

 

と、いうのも。

 

ビールの研究をしていく中で、ビール酵母大腸菌の持つ潜在的な生命カテゴリを知って驚愕したからなのかもしれません。

 

ビール酵母が、人間と同じ高等生物に分類されていて、ちゃんと染色体も備えているという文献を目にすると、ビール酵母の生命の連鎖と人間の生命の連鎖がどうしても同じと感じてならないのです。

 

ビール好きと、チェコ好きの先に、こんな思考が存在することが驚きなのですが、言語も、ビールも、土地柄も、ビールの原材料も、本当は何か大きな一つのカテゴリで繋がっているのかもしれません。

ビール好きだと伝えると、ほとんどの方は、私のことを飲むのが好き。とカテゴライズします。

ビールの歴史を話すと、大抵の人が歴史好きだとカテゴライズします。

ビールが好きすぎて、チェコ語を勉強していると話すと、変人だとカテゴライズされます。

でもこれらは全て他人のカテゴライズであり、自分の中では何も動じてないのですが、この、他者のカテゴライズに神経を尖らせている人が多い気がします。

愛とは何か?
Co je láska?

の問いに対して、私が持っているビールへの想いと伝えると、高校生クイズの○×クイズみたいに両極に分かれるのですが、愛って本来そういうものではないでしょうか?

ビールが好きすぎて、今後何年か後に私がチェコ語をマスターしたら、それはビール愛だと思うわけです。

人間同士の愛は、比較的条件付きなので、私はchainloverと言っていますが、この世界で真の愛が復活する日は来るのでしょうか。

P.S.
ピルゼンピルスナー愛に溺れたい今日この頃です。

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