チェコ語学習日数 191日(6ヶ月と9日)
Dobré ráno.
調べたら日本語には前置詞は無いそうです。
助詞が似たような機能を果たしているとか。
だから、英語もチェコ語も日本語の感覚では慣れないのかもしれません。
そういえば、最近日本語の文章を読むときも、まとまりで捉えているような気がします。
アフター/コロナ。
の後/コロナ
チェコ語なら
■po
前置詞|před
これが前置詞なのか詳しくは不明ですが、先ほどの|po|が後なら、前を意味するのが|před|
イメージは、
|po|今🔜
|před|🔙今
■před dvěme(dvě) týdny(týden)
カッコは変化前の単語です。
英語|two weeks ago
なので、|před|が出てきたらほぼ間違いなく過去の話であると予測できます。
外国語学習のなかで、前から前から訳していくと本で読んだことがあるのですが、おそらくこの感覚は私の中で微妙に違っています。
その理由は、話し言葉はそもそもとても早いため、単語一つ一つを聞いてイメージするのは至難の技だからです。(言語学習初心者ならではなの悩みかも)
朗読や黙読なら良いかと思いますが、会話では出てきた単語から訳していくのは無理だと思います。
前述のこれ
■před dvěme týdny
前/2/週
ではなく、
この三つの単語全体で、「2週間前に何があった?」と想像することで、そのあとの単語に備えられます。
それって違う表現で?
もう一つ、最近よく頭にイメージで思い浮かぶことがあります。
チェコの単語、英語のフレーズ、日本語、全てに共通することなのですが、そのフレーズは違う視点で表現するとどうなるのかについてです。
先ほどの2週間前は、14日前と同義です。
=Před 14 dny
日本語でもよく使う倒置法をチェコ語でも使えるはずです。
チェコは単語の並びにあまり執着しないとどこかで読んだことがあるからです。
今年の夏も異常気象だって。テレビで言っていたよ。2週間くらい前ニュースで。
=
2週間くらい前のニュースで、今年の夏も異常気象だって言ってたよ。
個人的に前者は、日本語の持つニュアンス構造ではなく少しドライな印象があります。後者は日本語だなーって感じます。
1)いつまで寝てるつもり?
と
2)早く起きて!
は
似たことの表現違いです。
これは私の感覚ですが、幼児は(2)を多く使い、大人になると(1)になるような。
幼児の方が自分の願いをストレートに表現する。から?
さらに、大人になると表現方法がさらに複雑になります。
3)今日、親戚の挨拶回りに行く日だよ
に、(1)と(2)が含まれている。
とか
4)今日着て行く服、ここに置いておくよ。
になると、もはや普通の会話のように聞こえますが、状況が明らかになると、これが早く起きて欲しい願いが込められた会話と分かります。
複雑だ。
でも、チェコ語を学び初めて、日本語や英語にもより深く触れていると感じています。言語にはこの言い方が正解というような数学的な解は本来無いのかもしれません。
コミュニケーションツールですからね。
言葉は力を持っています。言葉は現実を作り出す力を持っていたり、人を追い込んだり、人を励ましたりできます。
実は、半年くらい言語学習をして生まれた感覚は、言葉やコミュニケーションの重要性です。何故チェコの人はこのような表現をするのだろうか。これが対となって、日本語は何故このような表現をするのだろうと考えるようになりました。
って、私はどこに向かっているのでしょうか。
よく分かりません。
とりあえず、早くチェコに行きたいです。