ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

チェコ語学習|脳の疲労度から学習法を考察

チェコ語学習日数180日 ( 5か月と28日)

Dobré ráno.

 

 

以前、勉強法によって脳がとても疲労するような気がすると書いたのですが、最近とても眠くなることが多いです。

そのタイミングを考えると、脳への情報量ではないか?

と考え、脳の疲労度ランキングを考察してみました。

 

学習法別の疲労

 

1位|黙読

まず、ダントツがこれです。

ただ黙読するのではなく音声を聞きながらです。

これを30分やると必ず脳がくたくたになり、急激に眠くなります。

なので、これは1日に1時間程度が限度な気がします。

ちなみに私は、現段階で5分から6分ほどの黙読を5セットするのが限界です。

その代わり、体感としては身体にチェコ語が染み込んでいく感覚を覚えます。

毎日継続すると、実行できるセット数が日に日に増えていくのが面白い。

脳に回路ができてくればくるほど脳の疲労は減っていくのではないか? と仮説を立てています。

 

2位|聞き流し

次はこれです。

寝る前に流すポッドキャストと、日中のオーディオブック。

前者は子守唄です。寝る前にチェコ語ポッドキャストを流すとすぐに眠りにつくことができます。寝ているので、無意識にチェコ語を聞いているかもしれませんし、無意識の音など脳が認識しないとしたら、全く意味のない学習かもしれません。現時点ではよくわからないので、継続しています。ちなみに、この作業が学習初期から最も長続きしている方法です。脳は疲労しているけど個人的に、継続しやすい方法なのかもしれません。

 

寝る前に聞くポッドキャストは、会話で頻繁に使われる単語がわかるようになりました。

 

3ヶ月を過ぎた頃から、チェコ単語・チェコ語フレーズの日本語意味を知りたい欲求が高まり、6ヶ月に近づく頃、日本語翻訳を意図的にしなくなった経緯があります。なので、上記の学習で日本語の意味はほぼわかりません。が、前にも書いたのですが、思わぬ副産物で、最近なぜか英語のヒアリング力が急激にアップしてます。

仮説)チェコ語を聞き続けることで、日本語で聞いている音以外を脳が認識するようになったから?

 

3位|単語・フレーズの書き写し

手を動かすので指が疲れます。しかしあまり脳は疲れないように感じます。作業的だからでしょうか。淡々と行えるからでしょうか。あまり体感はないのですが、手で書くと脳に定着しやすいとどこかで読んだから実行している学習です。

 

4位|アプリでの学習

これは、基本的にゲームだと思っているのでほぼ疲れません。隙間にできるため学習している感覚を覚えないのでしょうか。

それでも、繰り返し行えるので、確実に脳に定着していきます。

私が懸念しているのは、アプリは日本語の翻訳が間違いなく出てくるので、チェコ語を見たときの日本語変換の癖がついてしまうことです。

 

最終目標は、チェコ語を見てチェコ語で解釈できること。なぜなら、チェコの居酒屋でビールを飲みながら会話したいからです。

 

言語学習は副産物が豊富

 

言語学習を初めたのが思いつきだったのと、英語がトラウマになるほど嫌いだった学生時代の記憶があったので、まさかこれほど継続できるとは思っていませんでした。

強烈な願望。チェコでビールを飲みたい! がこれほど人間を変えるなんて自分のことなのに、やたら感動します。

 

そして、学習を継続することで、その時々の副産物が多く存在するのもまた事実です。

 

1)英語がよく聞こえるようになった。

映画を見ていて、あれ? が増えたのがきっかけです。

会話で、different sound と聞こえて、字幕には「いや、そうじゃない」

会話で、確か、ユーノー、ヒー、トゥルース… と聞こえて、「これだけは言っておくぞ」と書いてあって、あーそういうことか(お前はあいつの真実を知っているのか?)って思ったこともあります。

映画を英語で聞いて英語の感覚で見れたら面白いだろうなと思ってます。

ちなみに、英語の学習はしていません。

 

2)聞いている音楽がゆっくりに聞こえる。

これも、あれ? です。

普段聴いている音楽が、スロー再生しているように聞こえるようになりました。

で、その感覚に比例して、チェコ語を聞く中で単語動詞の切れ目がわかるようになりました。

脳ってどんだけすごいんだ、と感動した思い出があります。

 

3)世の中が違って見える。

これは、多分自分だけが体感していると思うのですが、書いておきます。

チェコ語を学ぶためにかなり情報遮断しているので、あまり世の中の流れがわかりません。ある人に会ったときに、違う時間を生きているようだと言われました。

 

よく世間で言われているのは「自分にとって本当に必要なことは何か」これを見つけることが重要であると。でも、これだと海の中からあなたの好きな一滴を探せ。みたいに感じるわけです。

 

私は、逆のアプローチが好きで、「自分にとって必要無いことは何か」にフォーカスすることで、本当に大切にしている感覚や必要なことが見えてくる気がします。

 

いずれ日本を脱出するかもしれません。でもそれは日本が嫌だからということではなく、日本をもっと客観的に見たいという欲求が潜在的にあるからです。

 

日本の古新道とか縄文文化カタカムナ文字とか神代文字とか大好きですが。

あ、元々、言語好きだったのか。←などの発見もあります。

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