チェコ語学習日数175日 ( 5か月と23日)
Dobré ráno.
学習開始当初に比べると、ガラリと変わってしまったチェコ語の学習。
ある人が、言っていました。
継続していったら、半年もしくは1年で必ず何かが起きると。
私は、チェコ語が理解できるようになるのかと淡い期待を抱いていたわけですが。
もちろんその期待は簡単に崩れ去っています。
しかし、半年前はわからなかったことの最も大きな体感は、脳がすごいこと。
ふと、チェコ語を聞いてなんとなく理解できるはず。と1週間思い込んでみたわけです。
ここに至った経緯は、今週の記録に残してあります。
チェコ語のaudio book(簡単な物語)
そのためには、と考えた結果。ほぼ完璧に内容を知っている物語をチェコ語で徹底的に聞いてみよう。と。
そしたら、本当に<誇張なし>何となくチェコ語を聞いて話している部分が分かってくるのです。
私が活用しているのはこちら。
チェコのブックサイトから購入しました。
場面展開。会話。
ここはこの場面の話をしているわけだなと。
当然、日本語への翻訳を絶っているので、日本語の意味を脳で考えることはありません。チェコ語を聞いて映像がパパっと見えるイメージです。
イメージ写真とチェコ語のみで構成されたアプリ
次に、日本語訳と英語訳が一切表示されないアプリに切り替えました。
どうしても英語翻訳であったり、日本語訳になるアプリを使用していると、癖がついてしまい、これは日本語ではどのような意味だろうかと考える回路が出来上がってしまいます。
なので、写真を見て、そのチェコ語を覚える。ひたすらそれを習慣化する。
これ日本語で…とことあるごとに現れる思考を徹底無視。
ウィクショナリーを活用
チェコ語って日本人にとってマイナー言語なので、「英英辞典」のようなものが存在していません。あるかもしれませんが見つけられません。こればかりはチェコに行くしかない気がしています。
でもネットの便利さをここで享受。
チェコ語のウィクショナリーで、意味を連鎖で覚えていくことを試しています。
これは、思い込みがないと辛いと思います。
改めてですが、私がふと思った疑問はこちら。
チェコ語を学んでいるはずなのに
どうして必死に日本語変換の方法を学ぼうとしているのか?
この疑問を抱いたから今の方法に切り替えることがスムーズにいったわけで
初期の頃から、日本語翻訳を無くす学習法をやっていたら完璧に挫折しているはず。
半年間、学んできた日本語変換で違和感を感じたからこそ、今この方法を実践できると思います。
ウィクショナリーは根気が必要ですが、日本語を排しているので、チェコ語からチェコ語に連鎖的に単語を覚えることができます。
moře
voda
と
sklenice
voda
は関連があります。
全然関係ない単語ではなく、関連のある単語を追いかけられるのがウィクショナリーの醍醐味。
これは日本語ではどんな意味だろう。
この思考を徹底的に排することで、面白いように見たものとチェコ語が連動していきます。これは、おそらく伝わりにくいと思います。知識での理解ではなく体感することだからです。
昔覚えたフレーズを思い出すとき、脳内で日本語訳がいつの間にか消えています。
Tamten pták se mi líbí
tamten って?
pták って?
このフィルターがないため、「タムテンプターク セミリービー」と聞いたら。
こんなイメージです。
これはあくまでも、私のイメージです。
日本語変換しないと決めたら、脳のアンテナの感度がすごいです。
引き続き経過観察していきます。