チェコ語学習日数170日 ( 5か月と18日)
Dobré odpoledne. こんにちは。
何回か前の記録で書きましたが、ある程度の期間学習をこなしていると、欲が出てきます。
全くわからない時期を越えたことの証明かもしれません。
もっと効率的に学習したいと思ったり、このままの調子でチェコ語を使いこなすことができるのだろうか? と疑問に思ったり。
言語学習において、私が現時点で確信していることは、効率より継続です。
知識を増やすことよりも、脳内にチェコ語領域を作るしかない。
小さいこどもは、その国に過ごしている環境で、ゼロの状態からどんな言葉を話すこともできる。これは事実ですから、学習の効率とかではなく、環境が左右すると思うわけです。
それを阻んでいるのは、おそらく自分の観念だと思います。
こんなことをしていて、一体なんの効果があるのだろうか。
と、幼児は思っていないはずです。
それなのに、いずれ言葉を発し始めるわけです。
このプロセスを短縮することはできないはずだと思います。
と、思ったのは、今月やっているフレーズの型の学習をしていて感じたことがあったからです。どういうことかと言うと、脳内で排除していた意味を求める思考回路が戻ってきたのです。
何かあれば、これはどのような意味なのだろうか。
直訳して、意訳する。これが習慣になりつつあると感じました。
おそらく学習という意味ではそれでもいいのだと思うのですが、それって、チェコの幼児がしている活動ではありません。
日本語話者として相手の話を聞く場合、相手が放つ言葉を聞きながら最初の一語から聞き始めて、センテンスを理解して、文章全体の意味を解釈しながら、相手の言いたいことを理解します。
改めて思うとこれってすごいことです。
で、なぜチェコ語を聞いてそれができないのかと思ったのですが、それはおそらく日本語として理解しようとどうしても考えてしまうからだと思います。
要は、不安なわけです。
意味がわからないことが不安。
■Dobré ráno.
いまだに、「Dobré ráno=ドブレーラーノ」ではないのです。
どうしても「おはよう」だと思ってしまっている。
変換しているわけです。
もう1人の自分は、そこまでしなくても…??
と思っているのですが、どうせやるなら徹底的にしたい性格の私は、なんだかチェコ人として生まれたような意識を持っている気がします。
ビールが好きなだけではなかったのか?w
そして、面白いことに、以前もどこかで書いた記憶があるのですが、英語を聞いて日本語に変換する思考がどんどんなくなっている自分がいます。
This car is great. The interior and exterior are high class
英語のYouTubeを見ていて、この内容を日本語に変換していない自分がいます。
英語のまま聞いて、なるほどねーと感じる。
あと、英語の音楽を聞いて、言いたいことがなんとなくわかる。
なぜ、チェコ語を学んで英語の理解力が高まるのか謎すぎます。。。
できればチェコ語でその感覚を得たいのに。
そこで、仮説。
おそらく、英語は中学と高校で学んだ単語が知らない内に蓄積されている。
で、チェコ語を学ぶ中で、日本語ではない言葉を理解しようとする脳の働きが英語の蓄積された情報に作用しているのではないか? ということです。
やはり言語習得には5年くらいかかるものなのでしょうか。
とりあえず話すレベルではなく、その国の言葉を本当に理解するという意味で。
学習開始から、毎日コツコツ6ヶ月ほどやって。
自分で書いておいて、モチベーションがガタガタに崩れているのですが、それもまあ楽しみの一つにしてしまえと思っています。
=副産物=
英語の映画、結構字幕なしでニュアンス理解ができている。
そして、字幕は字幕であり、話していることとは結構違っている。
またモチベーションをゼロから始めます。