本日のチェコ語フレーズ
■Já jsem ヤーセム
基本のフレーズです。
現時点では、もう身体に染み込んでいるような気がしているフレーズ。
私は…
です。
基本的なフレーズですが、よく考えると、日本人として生きていて、私はって言ったことあまりありません。
日本語は、世界でも珍しく主語がなくても伝わる言語だそうです。
だから「私は」が違和感なのかもしれません。
チェコ語を学んでいくうちに、言葉の持つ構造の違いがわかってきたのですが、日本人は前提国ですね。それは言語が持つ作用かもしれません。逆に言うと、思い込みの国民性なのかもしれません。
チェコ語は単語が恐ろしい数のヴァリエーションで変化するのですが、それはあくまでも前提というか設定(言い過ぎかな)を明確にして曖昧さを限りなく減らすのが目的なのではないかなと思うのです。
わかっていないのに、わかったと言う。
わからないことは、わからないと言う。
この辺りの文化の違いを最近感じるわけです。
言語を学び文化を知るなんて。
それにしても、改めて思うのですが日本語ってすごい言語構造を持っています。
ーどこいく?
これだけで、どれほどのイメージを持つことが可能でしょうか。
逆にこれだけでは、ほとんどの国では伝わらないでしょう。
誰が、誰に対して、何のことを話しているのかが不明すぎるからです。
ーこの前、これもらったから、あげる。
よく聞く日本語です。
これも、いつなのか不明、誰からなのか不明ですね。
それでも日本語は伝わります。
チェコ語でも伝わるのかもしれません。
しかし、文を作るには、構造に従う必要があります。
なのでチェコ語でフレーズを作るには、頭の中で瞬時にそのぶんが持つ構造に基づいた設定を作る必要があるような気がします。無意識にこれができたら、それはおそらくチェコ語話者に一歩近づいた証明になるのかもしれません。
■Já は省くことも可能
例えば、
■Jsem z...
で出身を表現できます。
JsemにJáが含まれている。と表現するのが正解でしょうか。
でも主語がなくて曖昧なわけではなく、法則として、
Já jsemはセットです。
数ヶ月学習して、jsi = tyだとか、jsou = oniだとわかってきましたが、まだまだ理解しているとは言えません。
まだ現時点では、チェコ語を話すイメージのない5ヶ月目の感想です。
学習開始から、あと4日で6ヶ月目突入