かべの出現
3ヶ月が経過して、順調に学習が進んでいると思っていたらの話です。
突如、学習のために割く時間が億劫になってしまったのです。
勢いだけで数日を乗り越えて、淡々と3ヶ月までは順調に進んでいたのですが、なんとも形容し難い感覚です。
そこで無理やり自分に鞭打つことなくその理由について丸一日じっくりと内観をしてみました。すると見えてきたことがあります。
私の場合、目標があることでモチベーションが高まります。そんな性格のようです。
だから、遠い目標を定めてしまうと途中で諦めてしまう傾向があり、近い目標を定めてしまうと簡単すぎて続かない。なんと面倒な理性。
もはやこれは性格であって過去から蓄積された自分という人間の一部。
ということは拒否してもダメであることは明白です。
このまま続けても、意味がなさそうな気がする。
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私の脳は本当にこんな結論を出すのが得意です。
しかしです。
この後がとても面白い現象がありました。
それは。
習慣にしている、ポッドキャストは無意識にイヤホンを耳に入れていたこと。チェコの音声は聴きたいと思うのです。
なるほど。語彙を増やす為の単語帳学習に対する学習意欲が無くなったのか。ということで、単語学習を一旦停止して、チェコ語の音声を聞き流すことに絞りました。
それから二日がたちます。
不思議なことに、もう一度単語の学習や文法の勉強をしようとの思いが戻ってきました。
この現象はおそらく脳の反抗(これまでの脳の思い込み)が起こったのではないかなと分析しています。
教訓
理性は、漠然とした目標に対してはモチベーションの維持が難しい。
でも、習慣になったことは目標とは関係なく続けられる。
これは脳の働きではなく単なる習慣であり、無意識の領域ではないだろうか。
今後も脳(理性)の反抗があるかもしれません。
その時は、この学びを生かして脳で無理やり続けるのではなく習慣の方を意識して取り組みたいと思いました。