ネットで調べると、言語学習においてシャワーのように聞き流すことの是非については賛否両論があります。
◆否定派
知らない言葉を脳は雑音だと感じるため聞き流しても意味がないそうです。
◆肯定派
幼児は、まずは聴く。耳を鍛えてから単語を覚えていってから最後に口から言葉が出てくる。だから分からない言葉でも耳を鍛えればいい。
さて、自分にとってはどちらだろうか。と考えて、2020年に切り替わったタイミングからポッドキャストで、チェコ語のラジオを聞きまくっています。
毎日聞き流していますし、寝るときも隣でポッドキャストを流しています。
本日時点で44日目。
体感。最初に比べて、雑音と感じなくなってきました。
最初の数日は、音楽に切り替えたい欲求が高すぎて大変でした。
雑音に感じなくなった要因を分析すると。同時進行で、語彙を学んでいるからではないだろうかと考えています。
現在は動詞と名詞と形容詞合わせて100語程度です。語彙のボリュームが上がってくることによって聞き取れる箇所が増えている可能性もあります。
もう一つ、感じることとして、何度も出てくる音があることです。
チェコ語はスラブ語に属しているのですが、話し言葉と書き言葉がないとどこかで目にしました。しかし、ラジオですから誰かと誰かが話している状況で、小説と比べて言葉の登場頻度が違うのは当然です。
よく出てくる音は
” tak že ”(タクジェと聞こえます)
翻訳では、「それで」と訳されました。
チェコ語の
” ale ”
これは、英語では ” but ”
日本語だと、「しかし、でも」となるでしょうか。
チェコ語の
” a ”
これは英語で ” and ”
日本語だと「そして」となるでしょうか。
日本語だと、会話の中で話者と聞き手がいる場合、聞き手が「それで?」と促す形で使う言葉です。
しかし、チェコ語のラジオでは、結構な割合で話者が「タクジェ」と言っているのです。
接続語として便利な言葉かもしれません。
単語のフラッシュカードはすぐに忘れるのですが、気になったことを自分で調べると忘れない単語になりますね。
ペラペラになるまで何年かかることやら。